2013年8月25日日曜日

南アルプス 聖岳~~赤石岳 2日目2013・8


おはようございます〜〜〜〜


二日目の朝です


一日目は、コチラから



今日の予定


茶臼小屋〜聖平小屋〜聖岳〜兎岳〜百間洞山の家




昨日は皆バテバテで(佐藤さんは体調不良も重なる
予定を早めてゆっくりした分、、、、、
その、ゆっくり分が今日の日程にのしかかり、
辛く!!キツくなるのであった。



今日は正念場です、、、、

早く寝た分〜早起き




2時起床の3時出発^^




沢の水が細すぎで、出だしからつまずく、、、





なんだかんだで、出発は4時近くになる







本日聖岳を超えて行かないと、
エスケープルートで聖平から椹島に降りるしかなくなります
(中途半端)





そして、稜線に出る頃に夜明けを迎えた。



夜明けと共に浮かびあがったこのシルエット!!

やっぱり感動しますね、!


それはまさに茨城県の名峰!筑波山


とっ言いたいところだが、、、^^







そして、感動その2







稜線右側の谷に一杯にたまったガスが、低い所から溢れ出した。
「滝雲」だ!!どんどん流れ出ている

低い稜線の切れ間から
一杯になったコップの水が溢れ出るように、どんどん流れ落ちている。







「皆さん〜〜〜
やっぱり、山は早出が良いですよ〜
お得!満載ですよ〜〜〜
夏は特に!!涼しいし!体力も温存できます。」






刻一刻と変わるこの瞬間が、



タマんね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぇ!!


ちょ〜〜〜〜
気持ちいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!






稜線を進んで行くと聖岳が姿を現した!!

3000メートル峰では最南端の山だ。デカい、大物だ。

今日はあの山を超えるのだ!!遠いな〜〜〜〜〜







歩いて来た稜線を振り返るその道には佐藤チャンとトシ君だけ〜
さすが、南アルプスの南側は人が少ないです
静かな山歩きです〜

北アルプスではこうはいきません!!








この後、ガスに飲まれ消えて行く寸前のトシ君^^







7時頃になると空も落ち着いてくる

これから越える聖岳もだいぶ近くなってきました。









この木道を過ぎると
昨日来るはずだった聖平小屋です










3年前にココまで来て聖岳を棄権した事があります



今回はそのリベンジがある俺!

その時の思いが蘇る。












小屋はちょうど荷揚げ、荷下ろしのヘリコプターが来た
なかなか間近で見れないので、ウキウキ^^
でも、着陸はしないです。









懐かしいです〜3年ぶりの聖平小屋
3年前は、暴風の中を歩いて来たが、今日は晴天だ^^




ここで、佐藤ちゃんの体調もやっぱりすぐれず、、、、、

(ここからのエスケープルートで、佐藤ちゃんだけ別の下山も考えた。)





しかし、佐藤ちゃん!!ど根性で聖岳越えに一緒に行くことに!!

今時、ど根性、、、死語に近い(笑))))








岩場と佐藤ちゃん











雲海とトシ君

再び森林限界を越えて雲の上にでましたよ〜







前聖岳到着
でた〜〜〜〜〜〜〜!!聖岳がここまで迫った!!



あと一登り。しかし壁だな〜ここから、筑波山一個って感じかな〜

あの、激坂の前にタップリな休憩して、アタック開始!!






出発〜

すっかり晴れたと思うと、、









又々、ガスに包まれたり、、、







最後の激坂〜落石注意


又、晴れるや〜〜〜〜^^








明日登る赤石岳をバックに記念撮影

着いたずら〜。(ここは、静岡県)









まだ、富士山も見えてるし、この時期としては最高の頂上です。



聖岳、、、、素敵な名前^^


小島聖を思い出した〜一緒に登れたら良いだろうな〜笑ニヤッ))





頂上で、出会ったワンゲル部

この後、、、俺達以上に厳しい戦いになる大学のワンゲル部


俺達より一足先に出発した、、、








このワンゲル部に、俺達は後で追いつくのだが、

一年生部員がバテバテで、、、悲そう名感じだった。。。

(一年生のザックを上級生が自分のザックとロープで結んで担いでいた
すっげぇ〜〜〜さすが先輩)









聖岳を過ぎると又、ど〜〜〜んと下る







もったいない、、、下る下る、、、、


そして、又蒸し暑い森林の中へ〜


南アルプスは森林限界が高いので困る、、、、
暑いです、、、、、、、



この後、森林限界を出たり、入ったりの厳しい稜線歩き、、、、
(いやいや、もはや稜線歩きではない、、、何個もの山を越える感じ)








もう〜疲れすぎて無感情で通り過ぎた兎岳頂上

又、午後になると、ガスも多くなり展望もあまりなく、、、、、、
気分転換も出来ず、、、厳しいコースでした。


そう言えば、このあと写真もほとんど撮ってなかったな〜








3時過ぎにやっと着いた百間洞(ひゃけんぼら)山の家
テント場はこの上3分ほど登った所です。

やっと着いた〜〜〜









午後からのこのコース、、、し、び、れ、た、、、


アップダウンが多い、、、、、森林限界出たり入ったり、、、



せめてガスがでず展望良いか、涼しかったらよかったのですが、、、



後、このコース間水場がほぼないので要注意です。



でも、過ぎてみると晴れ渡った
「聖岳の絶景がそれ以上に心を満たしてくれています」


この時期としては天気上場でした^^






一時は途中棄権かと思われた佐藤さんですが、無事3人で乾杯できて良かったです





もう〜〜〜〜〜〜最高〜〜〜〜!!

俺は恵比寿じゃ〜〜〜〜〜!!




追伸
後で聞いたが
大学のワンゲル部は、無事小屋に着いた模様で安心しました。





三日目に続く






タイム


茶臼小屋3:50〜〜上河内岳分岐5:15〜〜
聖平小屋(6:45〜7:20)〜〜
前聖岳(8:30〜8:55)〜〜聖岳(9:50〜10:45)
兎岳12:45〜〜中盛丸山2:15〜〜百間洞山の家3:15










6 件のコメント:

  1. こんばんは。

    ゆかりです(^^)
    …素晴らしいです。
    井上さんのブログはいつもホントわかりやすい。
    そして、感動…感動…雄大な景色に感動です。
    頑張った分だけご褒美があるのですね…。
    私も挑戦したいな。
    登れるかな…?
    好きな人と一緒に…感動を共有したいです。

    続きを楽しみにしています。

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    1. どうも、こんばんわ〜コメありがとう〜^^
      ブログ褒めてもらって嬉しいです。

      山登りだけは飽きないんですよね〜俺^^
      合う合わないはあるのかも知れませんが、登ってみない事には始まらなかったです。やっぱり最初は筑波山からで、じょじょにと、、、無理はしなくていいんです〜山はそれぞれ違う楽しみ方があると思います

      好きな人と一緒なら、なおさらいいでしょうね〜共有して下さい

      「目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう」
      世界的登山家メスナーの言葉です。

      なんてのがありますが〜俺は最初から疑問はなかったけど、、、、笑)

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  2. こんばんはー!2日目も辛かったですねー^^;
    でもすべてビールが洗い流してくれますね(笑
    山頂が最高でした♪

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    1. 快適な稜線歩きとはほどトオイ!!参ったねーでも、ある意味このコース今やっといて良かったねー
      体力なくなったら行けないわ〜(^◇^;)

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  3. 聖岳良いでしょ、あの周辺では一番お気に入りです。

     百聞洞小屋名物とんかつは食べなかったんだ。

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    1. 聖岳良かったですね〜せっかく読売新道アドバイスもらって楽しみでしたが〜雨降られなかったし結果良かったデス〜
      トンカツどうしようか悩みながら百間洞に到着したんですが・・・・・なんて事なかった〜物不足でビールは一人一本まで、トンカツは小屋泊者限定でした〜( ´ ▽ ` )ノ

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